生活基盤としてのソーシャルメディアの未来
東日本大震災を背景に、情報流通インフラとしてのソーシャルメディアの役割に注目が集まった。MITメディアラボ所長(当時)の伊藤穰一による基調講演では、災害時の迅速な情報伝達を可能にするツールとしてTwitter(現X)などが果たした意義が共有され、Design×Developmentの視点からサービス構築のあり方も語られた。社会的信頼と参加性を備えた次世代メディアの進化が展望された。
Global IT History
震災を経てソーシャルメディアの活用に変化
スマホ普及でリアルタイムSNSが広がる
MVP開発手法の広まり
- 東日本大震災でTwitter投稿数が倍に急増
- ソーシャルメディアが災害時の情報基盤に定着
スマホ普及でリアルタイムSNSが広がる
- LINEは半年で1,000万人、Facebookは8億人、Twitterは2億人に広がり、YouTubeも1日30億再生を記録
- MicrosoftがSkypeを85億ドルで買収し6億人超のユーザー基盤を獲得
- 音声・映像・メッセージング統合が加速
MVP開発手法の広まり
- 『リーン・スタートアップ』の刊行
- BootstrapやGoogle Dartの登場
Speakers
Abdur Chowdhury
Twitter社 チーフサイエンティスト
Phil Libin
Evernote社 CEO
村井 純
慶應義塾大学環境情報学部長兼教授
Paul Campbell
HyperTiny社 創業者
Andrew “bunnie” Huang
chumby社 マネージングディレクター
Aaron Huslage
Crisis Response ICT Specialist
外村 仁
First Compass Group ゼネラルパートナー
石谷 伊左奈
イサナドットネット株式会社 代表取締役
小柳 建彦
日本経済新聞編集局産業部 編集委員
Michelle Levesque
ソフトウェアエンジニア
二宮 章
design studio “PENCIL” 主宰 / QTVR Diary 責任編集者
西山 浩平
エレファントデザイン株式会社 代表
Ray Ozzie
Dan Sythe
Iospectra - International Medcom社 創業者兼CEO
田淵 広子
ニューヨーク・タイムズ 記者
鶴田 浩之
林 郁
株式会社デジタルガレージ 代表取締役 兼 グループCEO
伊藤 穰一
株式会社デジタルガレージ 共同創業者 兼 取締役