Designing Our New Digital Architecture

Location
Tokyo, Japan

Date
4 November, 2022

web3時代における文化や構造の再設計をテーマに、技術と価値観の融合による新たな社会構築の可能性が探求された。ハーバード大学のLawrence Lessig教授、NFTアーティストPplpleasr氏、MITのAriel Ekblaw氏らが登壇し、ブロックチェーンやDAO、オープンソースの仕組みを通じて、誰もが参加できる開かれたデジタルアーキテクチャのあり方が議論された。

Global IT History

生成AIの急拡大
  • ChatGPTが公開わずか5日で100万人、2か月で1億人を突破
  • 画像生成分野でも革新が進み、Stable DiffusionやMidjourneyなどで、誰でも高品質なビジュアルを生成できる環境が整いはじめる
  • 生成AI市場は年間110億ドル規模に拡大し、関連投資額も20億ドル超と爆発的な成長を記録

ブロックチェーンの進化
  • 仮想通貨市場全体の時価総額は2.2兆ドルから8,000億ドルへと約64%急落
  • Ethereumはエネルギー消費を約99%削減、ブロック報酬90%減し、ESG対応の観点から世界的にも高く評価された
  • DeFi市場のTVLは400億ドル規模、NFT取引高も245億ドルを記録
  • 単なる資産運用ツールとしてではなく、「サステナブルで実用性の高い分散技術」への再定義が加速

Agenda

Greetings

オープニングリマークス

林 郁

基調講演

伊藤 穰一

Session 01 - Technology and Organization Architecture

インターネット初期の時代、オープンソースなど誰もが自由に開発に貢献し共有することでwebは発展してきました。Web2.0と資本主義によりそれらのルーツが見失われつつある現在、ブロックチェーンやweb3を中心に再びwebの思想の原点に戻る動きが見られています。本セッションでは、これからのデジタル社会の基盤となり得るブロックチェーン・web3・DAO、またそれらを支え、公共財のように扱われるオープンソースの最新事例や課題を紹介し、これらをどのように持続可能な発展に向けて議論します。

基調講演

Lawrence Lessig

パネルディスカッション

Kim Polese

Lawrence Lessig

Ariel Ekblaw

原 麻由美

Tim Mansfield

伊藤 穰一

Session 02 - Creative Architecture

web3やNFTの発展によりアーテイストやコンテンツホルダーの活動形態に変化が生じ始めています。製作委員会をDAO化し、ユーザーが"join"しながらコンテンツのストーリーを作る動きも見られてきました。本セッションではデジタル社会においての創造活動を支えるアーキテクチャによって、どのようにクリエイティブが変容していくのかを議論し、未来の創造の形を紐解いていきます。

基調講演

Pplpleasr

パネルディスカッション

Pplpleasr

長谷部 健

スプツニ子!

伊藤 穰一

Session 03 - 日本におけるデジタル・アーキテクチャ

講演

平井 卓也

Closing

クロージングパネル

伊藤 穰一

Lawrence Lessig

Speakers

Lawrence Lessig

Lawrence Lessig

ハーバード・ロー・スクール教授

Kim Polese

Kim Polese

CrowdSmart 会長

Ariel Ekblaw

Ariel Ekblaw

Aurelia Institute 創業CEO / MIT Space Exploration Initiative ディレクター

原 麻由美

原 麻由美

フレームダブルオー株式会社 CEO

Tim Mansfield

Tim Mansfield

Macro コア・コントリビューター

Pplpleasr

Pplpleasr

デジタルアーティスト

長谷部 健

長谷部 健

渋谷区長

スプツニ子!

スプツニ子!

アーティスト / 東京藝術大学デザイン科准教授

平井 卓也

平井 卓也

衆議院議員・自民党デジタル社会推進本部長

林 郁

林 郁

株式会社デジタルガレージ 代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO / 株式会社カカクコム 取締役会長

伊藤 穰一

伊藤 穰一

株式会社デジタルガレージ 取締役 兼 専務執行役員 Chief Architect